2강. 오리게네스(オリゲネス) 01

Written on October 30, 2016

<지난번: 철학과 신학, 그리스도교신학의 기원>(<前回:哲学と神学、キリスト教神学の起源>)

Q:キリスト教神学とはその起源に即して考えれば何か。
神学と哲学は分離できるか。
(1)「ヘレニズムとヘブライズム」という問題設定
哲学/神学/信仰の相互的緊張的な関係性 → 動性・プロセス
1.キリスト教的神思想は、キリスト教的伝統を構成する複合性。19世紀以来、マシュー・アーノルド、「ヘブライズム」(Hebraism)と「ヘレニズム」(Hellenism)の類型論。
2.キリスト教神学の形成過程
ハルナックがキリスト教のギリシャ化と述べた事態であるが、しかし同時に、それはギリシャ・ローマ文化世界のキリスト教化でもあった──ダルフェルスが述べるように、(3)キリスト教神学は先行するギリシャの哲学的神学を学的基礎としつつ、キリスト論によって哲学的神学を変革したのである──。キリスト教思想における絶対的なものの問いは、古代ギリシャの形而上学と聖書的思惟という二つの伝統の動的な緊張関係に即して、論じられねばならない。これが、本章の課題にほかならない。
3.ハヤ・オントロギア有賀鐵太郎は、ヘレニズムとヘブライズムのそれぞれの思考の核心を、オントロギアと
ハヤトロギアとして分析した上で、キリスト教を両者の動的関係体としてのハヤ・オントロギアと説明している。
(2)哲学の一部門としての神学 → キリスト教神学へ
5.神学は古代ギリシャ哲学起源である → キリスト教・教父
・神学とは本来哲学(より厳密には古代ギリシャ思想)の一部門である。
・神学自体がギリシャ起源であり、キリスト教化されることで、キリスト教神学となった。
Ingolf U. Dalferth, Theology and Philosophy.
パネンベルク『学問論と神学』教文館。
「序論学問論と神学」の「第二節 神学の学問性要求の起源」
6.プラトンの自然神学(『法律』第 10 巻)=自然神学の原型
7.ロゴス論の場合:ヘラクレイトス、ストア、フィロン → 新約聖書・教父
・アウグスティヌス『神の国』第 4 巻第 27 章

宗教、政治、自然学・形而上学は、相互に区別されつつも、知的世界を構築している。
(3)キリスト教神学と哲学との区別と重なり
8.キリスト教・キリスト教思想は、二つの源泉の相互関係において理解する必要がある。
この相互関係の文脈が、古代地中海世界(その精神状況)であり、宇宙論的タイプの宗教の伝統が普及している地域であったことの意義。→ 現代までの規定要因の一つ。
・自然神学は宗教に関わる哲学的思惟に属する。
・キリスト教神学は、神学の学的基盤をめぐる議論を介してキリスト教神学と緊密な
連関を有する。
9.信仰と哲学との関係。単純な二分法は可能か。
「論証」(argumentum, demonstratio)とは何か。信仰なしの合理性?
・トマス『神学大全』第一部第二問第三項「神は存在するか」。
有名な「五つの道」による宇宙論的な神の存在論証。
神の存在は論証の対象であり、トマスは神の創造行為の結果(創造された世界)から
原因としての神を認識するという論証方法(事実による論証)を採用するわけであるが、この信仰箇条の前提である言われた論証の事柄は、場合によっては信ずべき事柄として取り扱われてもよい。啓示と理性とは区別されつつも、交差している。これは、一つの事柄に対する複数のアプローチの存在を帰結する。

<오리게네스>(<オリゲネス>) --- ### 1. 교부란 누구인가(教父とは誰か) A.小高毅『古代キリスト教思想家の世界──教父学序説』創文社、1984 年。 「ダマスコのヨアンネス(七九九年没)まで続き、彼をもって東方教会最後の教父とされるのである。では、西方教会に目を転じてみよう。ヒッポの司教アウグスティヌスは、四一二年以降、ペラギウスの異端に対処し、数々の著作をなしている。」(14) 「「教父」の概念の基準」 「1教理の面で正統信仰を保持していること(doctrinae orthodoxia) 2聖なる生涯(sanctitas vitae) 3教会の承認(approbatio ecclesiae) 4古代教会に属すること(antiquitas)」(20) 「教会の公文書、宣言のうちに信仰の証人として引証されること」(21) 「「教父学」という名称が確立するのは、一六五三年、ルター派の神学者J・ゲルハルト(Gerhard)の『教父学』(Patrologia)の刊行によるとされている。」(22)